トヨタ、レクサスの最上位モデルにハイブリッド車

　トヨタ自動車は17日、高級車ブランド「レクサス」の主力セダン「ＬＳ」にハイブリッド版の「ＬＳ６００ｈ」を追加して発売した。最上位モデルの価格は1510万円と国産乗用車で最も高い。二酸化炭素（ＣＯ2）排出量を大幅に削減するなど環境性能の高さが特徴だ。競合する輸入車各社も低燃費などを前面に打ち出しており、高級車市場で環境技術が競争を勝ち抜くカギになってきた。

　東京都内で同日開いた発表会で渡辺捷昭社長は「６００ｈは従来の概念を超え、21世紀の高級車の新たな価値を提案する」と強調した。今後半年間で国内で4000台、海外で3000台の販売を計画している。

（『NIKKEI NET』より）

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千宗室家元があぐらでの点前考案、座礼用の茶道具を発表

　茶道裏千家の千宗室家元が、あぐらで茶をたてる点前「座礼」を考案し、京都市上京区の裏千家センターで８日、座礼用の茶道具「座礼棚」を発表した。

　「座礼」は一般の和室や洋室で、正座が苦手な人でも茶を楽しんでもらうのが狙い。新しい点前の発表は、１８７２年（明治５年）、外国人向けに発案されたいすとテーブルによる立礼（りゅうれい）式以来１３５年ぶり。あぐらでの点前は、千利休が茶の湯を大成してから初めてという。

（2007年5月8日22時15分  読売新聞）

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